中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）は11日、新型コロナウイルス感染症ワクチンの▽優先順位第９位、18～64歳のハイリスク疾病・難病患者、重大疾病者、▽第10位、50～64歳の成人──への接種について、早ければ16日にも開始し、当初３週間はアストラゼネカ（ＡＺ）のワクチンを投与すると発表した。接種予約時にモデルナを選択した場合、４週目以降まで待つこととなる。12日付自由時報が報じた。
第９位と第10位の該当者は、12日午後５時までに接種予約システム（1922.gov.tw）で接種意志を登録する。13日以降にショートメッセージが届き、ワクチンの種類や、接種場所、日時などが予約ができる。
指揮センター指揮官の陳時中・衛生福利部（衛福部）長は、12日正午までに272万人が接種意志を登録し、希望するワクチンは▽モデルナ、62.84%▽ アストラゼネカとモデルナのどちらでもよい、36.4％──と説明した。
今あるモデルナのワクチンは▽医療関係者、▽妊婦、▽航空機乗組員──への２回目の接種用に優先的に分配する。
また陳部長は、次に届くワクチンもアストラゼネカが中心となり、ワクチンの供給量が十分であれば、近く50歳未満にもワクチン接種意志の登録対象を広げると語った。
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