ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

《新型肺炎》レベル3引き下げ後、段階的に規制緩和へ/台湾


ニュース 社会 作成日:2021年7月20日_記事番号:T00097329

《新型肺炎》レベル3引き下げ後、段階的に規制緩和へ/台湾

 中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官の陳時中・衛生福利部(衛福部)長は19日、27日から新型コロナウイルス防疫レベルを第2段階(レベル2)へ引き下げる見通しだが、一気に規制を緩和するのでなく、段階的に徐々に緩和すると述べた。レベル2へ引き下げた後でも、マスク着用や社会的距離(ソーシャル・ディスタンス)確保ができない業種や場所は、規制緩和が遅れると話した。20日付工商時報などが報じた。

 陳・衛福部長は、最近の感染経路不明の新型コロナ感染確認は1日当たり10人未満、直近1週間に発生したクラスター(感染者集団)は5件で、防疫レベル2に引き下げる可能性があると述べた。海外では規制緩和後に感染者が急増しているので、徐々に規制を緩和すると説明した。指揮センターが以前発表したレベル3の条件は、1日に10人以上の感染経路不明の域内感染の確認、または1週間に3件以上のクラスター発生だ。

 陳・衛福部長は、防疫レベル2に引き下げた場合、同居の家族などとの屋外での食事は解禁し、そうでなければ、社会的距離の確保を求める方向で検討していると語った。

 一方、柯文哲・台北市長は、観察しつつ徐々に規制を緩和し、会食の解禁は一番最後にすべきだと語った。

 

【セミナー情報です】

在台日系企業の幹部としての自覚を持ち、組織力発揮の立役者に!日本人向け管理者研修、7月23日開講。オンライン受講も可能です。
検索は「7月23日、管理者研修」。

【セミナー情報の詳細はこちら】
https://www.ys-consulting.com.tw/seminar/92162.html