日本台湾交流協会は10日、一時滞在者を含む在留邦人に対するアストラゼネカ（ＡＺ）の新型コロナウイルス感染症ワクチン接種の希望調査を行い、リストを作成、台湾側に提供すると発表した。対象は、日本国籍の18歳以上（2003年12月31日以前の出生）のうち、１回目をまだ接種していない人。調査への回答は特設サイトで、16日正午まで受け付ける。
特設サイトでは、接種場所が▽台北市、▽新北市、▽桃園市、▽台中市、▽台南市、▽高雄市──の６直轄市の医療機関それぞれ２カ所から選択できる。
日本台湾交流協会は、調査に回答しても、ワクチン接種が保証されるわけではなく、調査結果を医療機関、台湾関係当局に提供し、在留邦人のワクチン接種機会の確保を要請するために用いると説明した。
また、１回目を接種済みで、２回目の接種を希望する在留邦人を対象とした調査は別途行う予定だ。
日本政府が供与したアストラゼネカのワクチン６万4,000回分が７日に台湾に到着し、中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）は台湾人と在台日本人に接種すると説明していた。
台湾におけるワクチン接種の希望調査の特設サイト
https://forms.gle/xCYnkcqqLeCdSfXH7
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