ニュース 政治 作成日:2023年10月4日_記事番号:T00111523
台湾有事国防部は4日、3日午前6時~4日午前6時に、台湾周辺の空海域で、中国軍機延べ29機、艦艇5隻が活動したのを確認したと発表した。うち戦闘機「殲10」6機、「殲16」2機、「蘇愷30(スホイ30)」4機、大型の偵察型ドローン(無人航空機)「BZK005」、偵察・攻撃一体型の多用途ドローン「翼竜2」など16機が、台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる中間線やその延長線を越えたり、台湾の北部や南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入したのを確認した。翼竜2の中間線越えが確認されたのは初めてだ。
3日の中国軍機の飛行経路(国防部リリースより)
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で活動した中国軍機は6500機以上で、中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2473機となった。
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