ニュース 政治 作成日:2024年4月24日_記事番号:T00114957
台湾有事5月20日に総統に就任する頼清徳・副総統は23日、米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)の訪問団と総統府で面会した。新政府は理性を保ち、慎重な姿勢で両岸(中台)関係に対処し、台湾海峡の平和と現状を維持すると語った。24日付自由時報が報じた。
頼・次期総統(右)は、CSISのチャ上級副所長(左)と会談し、台湾海峡とインド太平洋の平和と安定を守る決意を示した(23日=中央社)
CSISのビクター・チャ上級副所長は、訪問団は米政府で従事した経験がある超党派のメンバーから成り、米国の台湾に対する支持を表していると説明した。頼・副総統が以前、両岸関係について「平和が理想だが、幻想を持つことはできない」と語ったことに言及し、非常に現実的だと評した。
頼・副総統は同日、米下院のリサ・マクレーン議員(共和党)率いる超党派議員団とも会談した。就任後、米台関係の深化に注力すると述べ、米台間の経済貿易協議の枠組み「米台21世紀貿易イニシアチブ」の第2段階交渉に関して、米議会で二重課税回避に関する法案を早急に成立させてほしいと訴えた。
台湾が米国から購入した武器の納入が遅延している問題について、マーク・アルフォード米下院議員(共和党)は、米国は早く納入することで、台湾海峡の安全を守る決意を示す必要があると語った。
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