《台湾有事》中台間の団体旅行、中国が再開を示唆／台湾

　中国で対台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室（国台弁）の朱鳳蓮・報道官は24日、旅行を含む両岸（中台）協力を推進する措置を積極的に取ると語った。中台間の団体旅行の再開を示唆した。中央社電などが伝えた。

　馬英九・前総統（国民党）が訪中し、中国の習近平・国家主席と4月10日に会した後、中国の国営通信社、新華社は、習·国家主席は中国の市民が台湾に行ってみるといいと語ったと報じていた。

　朱・報道官は24日の記者会見で、中国は一貫して両岸の人の往来の正常化と各分野での交流の常態化を推進していると説明した。民進党当局が中国人の訪台を解禁しないことが妨げとなっており、中台の同胞がともに協力し、この障害を取り除けば、両岸交流の前途は明るくなると語った。

　新型コロナウイルス感染症の流行後、両岸の団体旅行は解禁されていない。

　交通部は昨年8月、今年3月1日から台湾人の中国への団体旅行を解禁する方針を示したが、中国が中国人の台湾への団体旅行を再開しなかったことなどを理由に、2月7日に台湾の旅行会社に対し、募集停止を命じた。催行が決定していた3～5月出発のツアーのみ実施できる。

【ワイズPRです】
台湾ニュースを耳より！忙しい毎日のお供に、ワイズニュースを音声ダイジェスト版でお届けします。YouTube、各種ポッドキャスト、ワイズホームページで配信。
検索は、「耳よりワイズ、音声ダイジェスト」
【在台日系企業・日本人向けPRを募集しています】
https://www.ys-consulting.com.tw/pr/390.html

ワイズコンサルティング・グループ

《台湾有事》中台間の団体旅行、中国が再開を示唆／台湾

《台湾有事》中台間の団体旅行、中国が再開を示唆／台湾

台湾有事

情報セキュリティ資格を取得しています

ワイズコンサルティング