ニュース 政治 作成日:2025年4月28日_記事番号:T00121379
台湾有事国防部は28日、27日(28日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で、中国軍機を延べ29機、中国艦艇を10隻、公務船を4隻確認し、うち軍機16機が台湾海峡の中間線およびその延長線を越えて、北部、中部、南西、東部の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。27日午前8時50分から、中国軍機と軍艦が連携して「聯合戦備警巡」(戦備警戒パトロール、発生し得る戦争或いは軍事的突発事件に対応するために行う警戒パトロール)を行ったと発表した。
27日の中国軍機の飛行経路。破線は24カイリ(約44キロメートル、接続水域)、実線は12カイリ(領海に相当)の海域を示す(国防部リリースより)
台湾海峡の中間線は、台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる。
このほか国防部は28日、中国が27日午後11時54分に、四川省の西昌衛星発射センターから西太平洋の方向に、キャリアロケット(運搬ロケット)を発射し、台湾の防空識別圏を通過したが、大気圏外で危害はないと発表した。
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年確認した中国軍機は累計1716機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計1212機となった。
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