ニュース 政治 作成日:2025年5月16日_記事番号:T00121733
台湾有事海洋委員会(海委会)海巡署(海上保安庁に相当)は15日、中国福建省に近い離島、金門県の周辺海域で同日午後2時すぎ、中国海警局(CCG、海上保安庁に相当)の船舶(海警船)4隻が金門の東側と西側から台湾の制限水域(台湾側が中国船の航行を制限している海域)に侵入したと発表した。うち2隻は船舶自動識別装置(AIS)を起動していなかった。海巡署は巡視艇4隻を出動させ、並走監視しながら中国語と英語の無線放送で進路変更と退去を求め、午後5時すぎまでに制限水域から離脱させた。
海巡署の巡視艇(手前)は中国の海警船(奥)に対して無線で退去を要求した(海巡署リリースより)
海巡署は、中国によるグレーゾーン戦術による侵入は絶え間なく続いており、中国の海警船の金門水域侵入は延べ71回に上っていると説明した。
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