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《台湾有事》頼清徳・総統、米上院軍事委員長と会談【図表】


ニュース 政治 作成日:2025年9月1日_記事番号:T00123853

台湾有事

《台湾有事》頼清徳・総統、米上院軍事委員長と会談【図表】

 頼清徳・総統は29日午後、訪台した米上院軍事委員会のロジャー・ウィッカー委員長らと総統府で面会した。その際、頼・総統は、来年度の防衛予算の域内総生産(GDP)比は3%を超え、さらに2030年までに同比率は北大西洋条約機構(NATO)が加盟国に求める水準に相当する5%に達するとの見通しを示した上で、軍備の計画、設計から製造まで、米国との協力関係の深化を望むと述べた。30日付中国時報が報じた。

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 会談の中でウィッカー氏は、米上院で来週審議される2026会計年度(25年10月~26年9月)の国防予算の大枠を決める国防権限法(NDAA)案について、台湾に関する条項が拡大されると明らかにした。

/date/2025/09/01/17us_2.jpgウィッカー委員長(左2)らは30日、台北賓館(台北市中正区)でメディアと懇談した(30日=中央社)

 一方、中国外交部の郭嘉昆・報道官は29日の記者会見で、ウィッカー氏の訪台について聞かれ、米国と台湾がいかなる形式であれ公式往来を行うことに断固反対しており、米国会議員の訪台は「一つの中国原則」と3つの共同コミュニケに違反し、中国の主権と領土の完全性を侵害するとともに、台湾独立(台独)勢力に誤ったシグナルを送ることになるとして、強い不満を表明した。

 

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