ニュース 社会 作成日:2026年5月18日_記事番号:T00128501
ワイズニュースこぼれ話ハンタウイルスの主な感染源となるネズミ(げっ歯類)対策が続く中、14日の台北市議会で、永春市場(台北市信義区)の自治会は10年以上前から、屋台や店舗に対し「ネズミ1匹捕まえれば100台湾元(約500円)贈呈」と呼びかけ、ネズミ駆除対策を継続していることが話題となりました。
新北市は5月末までに全面消毒を2回実施します(13日=中央社)
秦慧珠・市議会議員(国民党)は、台北市政府の統計では永春市場のネズミ捕獲は2匹になっていたのに、永春市場の自治会長に確認したところ、昨年だけでネズミ550匹を捕獲、今年は既に163匹を捕獲していたと明かしました。
秦・市議会議員は、永春市場は毎日排水溝を掃除し、毎週大掃除、3カ月ごとに外部の業者に頼んで消毒していているものの、ネズミの繁殖力は驚異的だと指摘しました。
台北市では、路上のゴミ箱を減らす方針です(13日=中央社)
■25年ぶり死亡例
南大西洋を航行中のクルーズ船でハンタウイルス感染症が発生したと5月2日、世界保健機関(WHO)に報告されました。乗客は3人が死亡しました。
衛生福利部(衛福部)疾病管制署(疾管署)は3日、今年に入って確認したハンタウイルス感染例は、台北市と新北市の70代男性の2例で、過去4年の同期と同水準だと説明しました。そのうち1人は1月に死亡しました。25年ぶりの死亡例です。
ハンタウイルスは、主にネズミにかまれたり、ネズミの排泄物や、排泄物を含んだホコリを吸い込むことで感染します。台北市政府や新北市政府は、ネズミ駆除や全面消毒などの対策を繰り広げています。
■飲食店でも目撃
日本でも地下鉄でネズミを見かけたことがありましたが、台湾では、路上で生きたネズミや死骸を見ることが多く、飲食店内でネズミを見たこともあります。台湾の町は数年前に比べ格段に清潔になり、ゴミは決まった時間に収集車が回収しているものの、青空市場や屋台、飲食店が多く、ネズミのエサが豊富な上、ネズミが好む高温湿度な環境です。
ネズミ被害はハンタウイルスなどの感染症だけでなく、食中毒リスクもあり、家庭でも衛生管理の徹底が不可欠です。
台北市がネズミ対策、誤食に懸念も
https://www.ys-consulting.com.tw/news/128285.html
台北市のネズミ目撃、5月だけで600件
青木樹理
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