リサーチ 経営 マーケティング 台湾事情 作成日:2026年9月2日
機械業界 新刊速報記事番号:T00130556

【トピック1】
TSMCやASEHが工場拡張、台湾エンジニアリング会社の受注急増
TSMCやマイクロンなどの投資拡大を受け、台湾の機電システム統合(MEP)や二次配管を手掛けるエンジニアリング企業の受注が急増しています。各社は顧客に伴い米国や日本などへの海外進出を進めていますが、高度な専門技術と管理能力を持つ人材の不足が次の成長制約となる懸念も指摘されています。
【トピック2】
台湾金属加工機械産業、新南向と高付加価値化が成長を牽引
2026年上半期は米国の関税政策や円安の影響により米中向け輸出が減少したものの、下半期はインドやベトナムなど新南向諸国での設備調達が追い風となります。特にAI商機や半導体産業向けのハイエンド機種への資金流入が、産業全体の復調を後押しする見通しです。
【トピック3】
風青実業、AIサーバー・低軌道衛星向けサプライチェーンに参入
老舗配線材料メーカーの風青実業は、利益率の低い自動車向けから撤退し、800Vの高電圧直流(HVDC)絶縁ケーブルなどの「材料工学」ソリューションへ業態転換しました。世界で6社目となる完全絶縁線(FIW)の技術認証を強みに、ハイエンド電力インフラや航空宇宙商機を獲得しています。
【トピック4】
インフレと地政学リスクの板挟み──台湾紡織・皮革生産用機械設備産業
中東情勢によるインフレ圧力や世界的紡織大手の投資縮小により、2026年1〜4月の同産業の販売額は前年同期比22.80%減と落ち込みました。下半期も保守的な見通しが続く中、DIY需要に支えられた「家庭用ミシン」のみが唯一前年同期比1.24%増とプラス成長を維持しています。
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