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【新刊ハイライト】台湾の半導体封止・検査、2026年は過去最高の9,010億元へ<ワイズ機械業界ジャーナル2026年11月第1週号発行>


リサーチ 経営 マーケティング 台湾事情 作成日:2026年11月5日

機械業界 新刊速報

【新刊ハイライト】台湾の半導体封止・検査、2026年は過去最高の9,010億元へ<ワイズ機械業界ジャーナル2026年11月第1週号発行>

記事番号:T00131709

 

【トピック1】
半導体封止・検査大手がAIに集中、成熟プロセス品の受注が台湾中堅へ
 ASEH、パワーテック、KYEC、アムコーなど封止・検査大手6社は、2026年に計約190億米ドルを投じます。目的は、AI向けロジックICやHBMの先進封止・検査能力の拡大です。TSMCの先進封止投資を含めると、規模は1兆台湾元に迫ります。大手がAIに注力する中、成熟プロセスのロジックICや従来型DRAMの受注は中堅企業に流れています。チップモスは2026年上半期の売上高が前年同期比27.1%増、シガードも同18%増と好調でした。台湾の同産業の生産額は、2026年に9,010億台湾元と過去最高を更新する見通しです。
 

【トピック2】
運搬機械設備産業、2026年1〜7月の生産額10.69%増──OHT・自動倉庫が牽引
 台湾運搬機械設備製造業の2026年1〜7月の生産額は382億1,200万台湾元で、前年同期比10.69%増となりました。半導体・ICT工場の拡張に伴いOHT(天井走行式無人搬送車)の需要が拡大し、コンベアの販売額は44.04%増、自動倉庫用設備も20.49%増と伸びています。1〜9月の輸出額は20.6%増、盟立自動化の売上高は31.44%増でした。一方で、台湾元高により中小メーカーの粗利益率が下がる恐れもあります。
 

【トピック3】
精確実業(UAT)、EV用バッテリーケースの技術でAI液冷に参入
 自動車部品メーカーの精確実業は、EV用バッテリーケースで培った気密・漏れ防止技術を生かし、2025年第4四半期に液浸式冷却キャビネット70台を初めて出荷しました。これまでに20件以上のプロジェクトを手がけ、マニフォールドは2026年に1万5,000セット超の受注を見込んでいます。液冷製品の売上比率は、2027年に2割を超える見通しです。さらに、半導体(JYIテック)とロボット(盟立自動化との合弁会社OViiテクノロジー)にも事業を広げ、粗利益率30%のハイテク部品メーカーへの転換を進めています。
 

【トピック4】
工作機械の輸出は1.9%減、部品は13.1%増──2026年1〜9月の輸出入分析
 2026年1〜9月の台湾の工作機械輸出額は14億9,200万米ドルで、前年同期比1.9%減でした。マシニングセンタが9.4%減、旋盤が5.8%減となる一方、放電・レーザー・超音波加工機は20.1%増と伸びています。仕向け先別では、トルコ向けが43.3%減、日本向けが14.8%減と落ち込みました。工作機械部品の輸出額は12億6,400万ドル(13.1%増)で、全体の56.3%を中国向けが占めます。輸入は工作機械が15.8%増、部品が33.3%増で、工作機械の最大の輸入先は日本(シェア41.8%)でした。

 

 

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