セミナー 経営 人事労務 台湾事情 その他 作成日:2017年4月2日
オープンセミナー 日本人経営者記事番号:T00081138
~経済展望、景気動向、他社比較から読み解く~
2019年春節賞与セミナー
日 時:2018年12月19日(水)
講 師:
第1講 台湾経済研究院 研究四所所長 劉柏立氏
第2講 ワイズコンサルティング 董事・副総経理 陳逸如
第1講
〜台湾経済研究院の所長が徹底解説!〜
台湾経済の現状と2019年の展望
米中貿易戦争、フランス暴動、英国の欧州連合(EU)離脱、華為技術(ファ ーウェイ・テクノロジーズ)問題、目まぐるしく動く世界経済。気になる台湾経 済の現状と行方を、台湾経済研究院(台 経院)の貴重な資料をもとに劉所長が詳しく解説しました。
1.台湾の経済環境
日台関係を基礎データからみると、人 口は日本が台湾の5.4倍、1人当たりの域内総生産(GDP)は日本が1.6倍、台湾の対日輸入は輸出比2倍です。
貿易をみると、台湾の対日貿易赤字に対して、対中貿易は、その約4倍額の黒字となっています。世界経済は、インタ ーネットの普及に始まったハイテクノロ ジー競争時代を迎えており、インターネットとデジタル化に依存する経済となっています。これらの技術を活用して、物 づくりやサービスの生産性を高める施策 が求められています。
現在、第5世代移動通信(5G)の覇権争いが行われており、広範囲の多様な機器を高速でつなぐことのできる5G技 術は、モノのインターネット(IoT) に必須であり、全てのモノとサービスと情報がつながる社会を形成します。世界 で1,336兆円と推定されるIoTの巨大な経済効果の恩恵を受けるためには、I oT時代のビジネスモデルへの変革が必要です。政府の政策面では、電波政策と情報規制の見直しが不可欠です。
2.19年の台湾経済の展望
19年のGDP成長率の見通しは2.2% (前年比0.37ポイント下落)です。製造 業の景気は、▽情報産業▽ディスプレイ パネル業▽通信製品産業──で好転する 一方、▽鉄鋼業▽自動車および部品業 ──では悪化が予測されます。サービス業他では、▽文化創意産業▽銀行業▽不動産業──の好転が予測されます。
3.今後3年先 台湾経済はどう動く
米中貿易戦争の影響で、株価に大きな 変動が見受けられます。アジア開発銀行 (ADB)は、米中対立によりベトナム と台湾が恩恵を受けるとみています。過去のデータからは、これまで続いてきた台湾の景気拡張期は終局へ向かうと予測 されています。
劉所長。台湾と世界の経済見通しを講演しました (YSN)
第2講
〜100社超える日系企業が協力〜
2019年在台日系企業の賞与調査報告
1.在台日系企業の最新賞与調査
今年は213社にご協力いただきました。 (図)紙面を借りて、御礼申し上げます。早速、過去10年と比較してみましょう。 年間を通じての総賞与支給月数は3.08カ月と例年並みでした。詳細は約60ページ にわたり、▽業態別▽業界別▽業種別▽エリア別▽階層(役職群)別──に掲載いた しました。業態別の平均支給月数が最も高 いのは卸売業、最も低いのは飲食・宿泊業でした。賞与支給の決定要因をみると、「人事評価」による判断など従業員のパフ ォーマンスを重視しています。
(図)
2.台湾企業賞与支給状況 104人力銀行の調査によ ると、台湾企業の7%が「支給しない」と回答して います。年末賞与平均月数を比較すると、日系企業: 台湾企業=2:1となります。台湾企業の支給月数は、台湾の経済成長率と高い相関関係が認められましたが、日系企業には、ほとんど相関関係が認められません。
3.在台日系企業の業績 状況
17年実績、18年予測、19年見通しでみ た3年間の業績を、売上高と税引き前利益で調べた結果を解説しました。参考までに、台湾企業の景気見通し(104人力銀行調査)では、48%の企業が横ばいと答えています。
4.在台日系企業における米中貿易摩擦 の影響
「悪い影響がある」の回答は23%、「特 に影響がない」は59%でした。悪い影響としては、▽中国市場の需要減▽25%の関税 増税▽仕入れ先や販売先の制限を受ける▽中国向け貨物の減少──などでした。良い影響は、▽中国からのUターン投資、▽東南アジア諸国連合(ASEAN)地域からの 受注増加▽台湾内の需要増加▽物流の活性化──などでした。
最後に、今回ご参加いただけなかった皆さまへ賞与レポートの販売を行ってお ります。どうぞご利用ください。
=========セミナー概要=========
お待たせ致しました!
今年も12月19日(水)に「春節賞与セミナー」を開催いたします。
本セミナーでは、経済展望、景気動向、他社比較から日系企業の賞与支給額の関連性を読み解きます。
ぜひご参加ください!
本セミナーの開催にあたり、在台日系企業の皆様に「春節賞与」に関するアンケートのご協力をお願いしております。
アンケートにご協力頂きました皆様には、セミナー参加費用を優待価格にてご招待します。
本調査結果につきましては、セミナーにて発表させて頂きます。ご協力お待ちしております!
賞与アンケートは下記のURLからご回答ください。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
・日本語:https://goo.gl/msPLqh
(より多くのデータを皆様へお届けするため、
期限を12月11日(火)18時まで延長致しました。)
アンケートの受付は終了致しました。ご協力いただいた皆さまありがとうございました!
【アンケート回答特典】
(1)アンケート協力及びセミナー参加の企業様には、賞与レポート「完全版」を贈呈します。
(2)セミナーに優待価格にてご招待します。
(3)アンケート協力のうえセミナーにご参加されなかった企業様には、賞与レポート「ダイジェスト版」を贈呈します。
~経済展望、景気動向、他社比較から読み解く~
2019年春節賞与セミナー
【第1講】
~ 台湾経済研究院の所長が徹底解説!~
台湾経済の現状と2019年の展望
・台湾の経済環境
・2019年の台湾経済の展望
・今後3年先台湾経済はどう動く
講師:台湾経済研究院 研究四所所長 劉柏立氏
【第2講】
~ 100社越える日系企業が協力 ~
2019年在台日系企業の賞与調査報告
・日系企業の最新賞与調査
・業界別の賞与支給動向
・階層別の賞与支給額
講師:ワイズコンサルティング 董事・副総経理
ワイズリサーチ 総経理 陳逸如
【開催詳細】
日時:
12月19日(水)
14:00-17:00 (13:30~受付開始)
会場:
中国文化大学推広教育部
台北市建国南路2段231号B1
使用言語/テキスト:
日本語
参加費用(お一人様、税込):
セミナー参加費用 |
アンケート協力あり |
アンケート協力なし |
労務顧問会員 | 無料 | 1,000元 |
機械ジャーナル | 1,000元 | 2,000元 |
ニュース会員 | 1,000元 | 2,000元 |
一般参加 | 2,000元 | 4,000元 |
【特典】
セミナー参加あり |
セミナー参加なし |
|
アンケート協力あり | 完全版 | ダイジェスト版 |
アンケート協力なし | X | X |
※一般参加企業様へは、ワイズニュースを2週間無料で配布いたします!
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722