ニュース 政治 作成日:2023年5月12日_記事番号:T00108920
台湾有事国防部は10日、M142高機動ロケット砲システム(HIMARS、ハイマース)18セットを米国から追加購入する引合受諾書(LOA)に4月20日に署名したと発表した。当初の計画では2027年に納入予定だったが、台湾側の要望に応じ、26年に前倒しで納入を完了する。11日付聯合報などが報じた。
台湾陸軍は当初、米国からハイマース11セットと155ミリ自走榴弾砲「M109A6」(通称・パラディン)40基の購入を計画していた。しかし米国は、ロシアによるウクライナ侵攻の影響を理由にパラディンの売却を中止し、ハイマース18セットの追加購入を求めた。
国防部が公開したハイマース29セット分の契約価格は270億6619万台湾元(約1180億円)。
聯合報は、台湾軍は国家中山科学研究院(中科院)が開発したハイマースに性能が近い「雷霆2000(サンダーボルト2000)多連装ロケット砲」の射程距離延長に取り込んでおり、台湾で製造できないパラディンの方が必要性が高いと指摘した。
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