ニュース 政治 作成日:2023年7月14日_記事番号:T00110025
台湾有事国防部は14日、13日午前6時〜14日午前6時に台湾周辺の空海域で、中国軍機延べ30機、艦艇9隻が活動し、うち軍機17機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる中間線やその延長線を越えたり、台湾の南東や南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入したのを確認したと発表した。
13日の中国軍機の飛行経路(国防部リリースより)
台湾軍の定例軍事演習「漢光」の予行演習が12日に桃園国際空港で行われる一方、中国軍の軍事演習で、台湾周辺の空域では11〜13日の3日間、中国軍機が連日30機以上活動したのが確認された。
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で活動した中国軍機は5300機以上で、台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2034機となった。
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