ニュース 政治 作成日:2023年12月22日_記事番号:T00112899
選挙特集 24年総統・立法委員選挙2024年1月13日投開票の総統選挙は、与党の民進党を最大野党の国民党が追い掛ける構図だが、国会に当たる立法院の立法委員(国会議員)選挙は、世論調査で国民党が優勢で、与党が単独過半数を失う可能性がある。

立法委員選挙は、小選挙区比例代表並列制で、定数は113議席。内訳は、▽小選挙区、73議席、▽原住民区、6議席、▽比例代表、34議席──。
現在の議席数は、民進党が62人(2人離職)、国民党が37人(3人離職)、台湾民衆党が5人(2人離職)、時代力量が3人、台湾基進が0人(1人離職)、無所属が5人だ。
台湾語で南部に攻勢
国民党の朱立倫・主席は先日、15選挙が接戦で、うまくいけば単独過半数もあり得ると発言した。国民党が過半数の57議席を獲得するには、現在の37議席に加え、20議席を上積みする必要がある。
これまで台湾の選挙は、「北部は国民党、南部は民進党が強く、中部は変動」といわれてきた。そんな中、民進党の地盤の南部に、台湾語を流暢に話す総統選挙の国民党の公認候補、侯友宜氏が乗り込み、連日選挙カーで飛び回り、立法委員の応援演説に奔走した。
高雄市の小選挙区は8議席。民進党は当然、6人の再選を含む「8人ホームラン(当選)」を掲げている。一方、国民党も最低1人、最大4人と意欲的な目標だ。当選の可能性がある4つの選挙区のうち、第3選挙区(左営区、楠梓区)は、前回1万5000票の僅差で敗れており、李眉蓁・高雄市議がリベンジを狙う。
台中市で過半数
6直轄市のうち、国民党は台中以北の4市で市長を担っている。台中市は現在8議席のうち、民進党系が6人、国民党が2人だが、盧秀燕・台中市長の人気で、過半数を狙う。侯氏が新北市長(休職中)の新北市は現在12議席のうち、民進党が9人、国民党が3人。3人の再選、できれば候補者11人全員の当選が目標だ。
民進党、比例代表も慎重視
比例代表で、民進党は15議席を目標としつつ、現在の13議席の維持に努めるようだ。一方、国民党は15~17議席の獲得が可能と見込んでいる。台湾民衆党は6~8議席、最大10議席以上の予想だ。
《24年総統選挙特集》
第1回 リード続く与党・民進党、頼清徳氏・蕭美琴氏
https://www.ys-consulting.com.tw/news/112624.html
第2回 政権交代目指す国民党、侯友宜氏・趙少康氏
https://www.ys-consulting.com.tw/news/112751.html
第3回 第三勢力の台湾民衆党、柯文哲氏・呉欣盈氏
青木樹理
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