ニュース 政治 作成日:2024年2月7日_記事番号:T00113706
台湾有事大陸委員会(陸委会)は6日発表した2023年第4四半期(10~12月)の中国情勢に関する報告書の中で、中国軍は引き続き、軍機や軍艦を派遣して台湾に対する脅迫的な軍事演習を実施し、台湾の防衛ゾーンを圧迫していると指摘した。また偵察用気球を飛行させたり、認知戦を強化するなどの手段で威圧的な姿勢を維持していると指摘した。7日付自由時報が報じた。
陸委会は、中国軍は台湾の防空識別圏(ADIZ)への侵入を常態化させることで徐々に台湾の防空ゾーンを狭めるとともに、台湾海峡や東シナ海、南シナ海で米国に対抗するための軍事演習を実施し、これら海域が戦場となった場合に備えた動きを見せていると指摘した。
1月13日の総統選挙を直前に控えた9日に、中国が発射した衛星が台湾南部の上空を通過したことについて、衛星の飛行経路を他国の領土の周囲やその領土上空と重なるよう設定した場合、軍事的または政治的な意図が潜んでいると認識される可能性があり、相手国に心理的なストレスを引き起こすと強調した。
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