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《台湾有事》台湾軍の定例軍事演習「漢光」、過去最長の10日間


ニュース 政治 作成日:2025年7月9日_記事番号:T00122781

台湾有事

《台湾有事》台湾軍の定例軍事演習「漢光」、過去最長の10日間

 台湾軍の定例軍事演習「漢光」の実動訓練がきょう9日、始まった。18日までの10日間、敵軍のグレーゾーン攻撃から段階的に全面的な戦闘状態に入るまでを想定して、昼夜を問わず訓練を行う。漢光の実施期間としては過去最長だ。9日付聯合報が報じた。

/date/2025/07/09/17trainging_2.jpg漢光演習に合わせ召集された予備役部隊は9日、桃園市の小学校で、機関銃射撃の予行演習を行った(9日=中央社)

 軍のスケジュールによると、9〜11日はグレーゾーン攻撃に対し警戒を強化する通常の危機処理段階、12日は戦力を整備する戦闘準備段階、13〜18日は全面的な戦闘段階に入ったと想定して訓練を実施する。

 台湾北部を流れる淡水河の支流、新店渓にかかる、台北市万華区と新北市板橋区を結ぶ万板大橋を新たに導入した大型土のう「ヘスコ防壁」で封鎖する。部隊が都市交通システム(MRT)を使用して武器や弾薬などを物資を素早く前線に輸送する訓練を行う。

 また、15〜18日に全土で実施される防空・防災演習「城鎮靱性(都市レジリエンス)演習」に合わせ、縦深防御作戦(敵の前進を遅らせる作戦)や持久戦に関する訓練を実施する。

 中国の国防部の蒋斌・報道官は8日の記者会見で、漢光演習について、民進党当局が虚勢を張り、自他を欺くための策略で、台湾の人々を台湾独立(台独)の戦車に乗せる企みだと批判した。

 

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