ニュース 政治 作成日:2025年7月7日_記事番号:T00122722
台湾有事国防部は、5~6日(7日午前6時までの48時間)に、台湾周辺の空海域で、中国軍機の飛来を確認しなかったと発表した。中国軍機の飛来を確認しなかったのは6月15日以来。中国艦艇はそれぞれ9隻、6隻確認した。
4日の中国軍機の飛行経路。破線は24カイリ(約44キロメートル、接続水域)、実線は12カイリ(領海に相当)の海域を示す(国防部リリースより)
台風4号(アジア名・ダナス)が5日未明に南シナ海で発生、台湾南部に接近し、6日夜から7日朝にかけ台湾中部~北部を通過した。
4日(5日午前6時までの24時間)は、台湾周辺の空海域で、中国軍機を延べ18機、中国艦艇を11隻、公務船を1隻確認し、うち軍機12機が台湾海峡の中間線を越えて、北部や南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入した。台湾海峡の中間線は、台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる。
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年、確認した中国軍機は累計2907機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏(ADIZ)に侵入したりしたのは累計2085機だった。
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