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《台湾有事》中国軍機41機飛来、艦艇と共同パトロール【図表】


ニュース 政治 作成日:2025年7月3日_記事番号:T00122653

台湾有事

《台湾有事》中国軍機41機飛来、艦艇と共同パトロール【図表】

 国防部は3日、2日(3日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ41機、中国艦艇を9隻確認し、うち軍機30機が台湾海峡の中間線を越えて、北部や中部、南西、東部の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。台湾海峡の中間線は、台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる。

/date/2025/07/03/17pla_2.jpg2日の中国軍機の飛行経路。破線は24カイリ(約44キロメートル、接続水域)、実線は12カイリ(領海に相当)の海域を示す(国防部リリースより)

 国防部は、2日は午前9時25分から、中国軍機25機が活動し、うち16機が台湾海峡の中間線を越えて、中国艦艇と「聯合戦備警巡」(戦備警戒パトロール、発生し得る戦争或いは軍事的突発事件に対応するために行う警戒パトロール)を実施し、台湾の空海域で嫌がらせを行ったと批判した。

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 1日は中国軍機を延べ53機、中国艦艇を8隻確認し、うち軍機37機が台湾海峡の中間線を越えて防空識別圏に侵入しており、2日連続で多かった。

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 ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年確認した中国軍機は累計2848機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2046機となった。

 

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