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《台湾有事》15〜18日に全土で防空演習、重点エリアで避難訓練


ニュース 政治 作成日:2025年7月2日_記事番号:T00122632

台湾有事

《台湾有事》15〜18日に全土で防空演習、重点エリアで避難訓練

 内政部は1日、今月9〜18日に行われる台湾軍による定例軍事演習「漢光」の実動訓練に合わせ、15〜18日に全土で実施される民間の防空演習について、各県市が2〜3行政区(郷・鎮・区)を重点検証エリアに選定し、▽市民の避難訓練、▽交通規制、▽警報解除後の救助・救急活動──などが行われると説明した。2日付自由時報が報じた。

/date/2025/07/02/17train_2.jpg台北市の百貨店21店は17日の防空演習に向けた訓練を実施した(1日=中央社)

 防空演習の日程は、▽15日、中部(台中市、苗栗県、南投県、彰化県、雲林県、嘉義県市)、▽16日、南部(台南市、高雄市、屏東県)、▽17日、北部(台北市、新北市、桃園市、新竹県市、宜蘭県)、▽18日、東部・離島(花蓮県、台東県、金門県、連江県、澎湖県)──で、東部・離島では午前10時〜10時30分、それ以外の地域では午後1時30分〜2時に実施される。警報(サイレン)を鳴らし、携帯電話に警告メッセージを送る。

 なお台中市(15日)、台南市(16日)、台北市(17日)では、4月から県市ごとに順次実施されている、民間の定例防空演習「万安演習」と防災訓練「民安演習」を統合した「城鎮靱性(都市レジリエンス)演習」が1日を通して行われる。

 内政部は、重点検証エリアで車を運転中に警報が鳴った場合、路肩に停車し、車を降りて近くの避難施設を探すよう呼びかけた。また歩行者が警報を聞いた場合、防空避難施設に入る、避難施設がなければ、近くにある強固な遮蔽物を見つける、または窓から離れるよう指示した。訓練に協力しなかった場合、民防法違反により3万〜15万台湾元(約15万〜74万円)の罰金が科される。

 

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