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《台湾有事》9日からの漢光演習、台湾侵攻5段階を想定


ニュース 政治 作成日:2025年7月2日_記事番号:T00122631

台湾有事

《台湾有事》9日からの漢光演習、台湾侵攻5段階を想定

 国防部は1日、今月9〜18日に行われる台湾軍による定例軍事演習「漢光」の実動訓練では、中国軍による台湾侵攻の5段階、▽戦時態勢への移行および戦闘準備、▽総合的な反上陸作戦、▽水際での戦闘、▽縦深防御作戦(敵の前進を遅らせる作戦)、▽持久戦──を想定した訓練を実施すると説明した。2日付自由時報が報じた。

/date/2025/07/02/17hanguang_2.jpg国防部は漢光演習のスケジュールを公表した(1日=中央社)

 戦時態勢への移行および戦闘準備の段階では、台湾軍は規定に基づき、陸海空軍が中国軍による台湾侵攻の脅威に対応できるよう、実戦に備えた演習を実施して警戒を強めるとともに戦時態勢への転換を進める。

 総合的な反上陸作戦の段階では、中国軍が火力を使って攻撃し、上陸船団が海上を航行する中、台湾軍は一部制空権を維持する状況を想定し、海軍と空軍が共同で遠距離攻撃を加え、敵の上陸作戦の主力にダメージを与える訓練を実施する。

 縦深防御作戦段階では、各地域や地形の強みを生かした重層的な抵抗作戦を実施するほか、港湾や空港の機能を奪おうとする敵部隊や後続の上陸船団を攻撃する訓練を実施。持久戦の段階については、台湾軍が重要地域の安全を守るための訓練を実施する。

 

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