ニュース 政治 作成日:2025年7月1日_記事番号:T00122599
台湾有事内政部は30日、防空警報発令時に市民が状況に応じて速やかに適切な行動を取り、自身と家族の安全を守れるようにするための新たな「防空避難指針(ガイドライン)」を公表した。中国からの軍事攻撃を想定し、ロシアによるウクライナ侵攻やイスラエルのガザ攻撃を参考に改訂されたとされ、▽避難場所の選択、▽防護姿勢、▽防護行動──の説明に主眼が置かれた。中央社電が伝えた。
新版の防空避難指針によると、防空警報が発令時された際の避難場所は「地上より地下、屋外より屋内」を原則とし、窓や外壁から離れ、爆発源から少なくとも2枚の壁を間に置いた状態で避難すべきとされる。また、割れやすいものやガスボンベなど燃えやすいもの、爆発の可能性があるものには近づかないよう指示されている。
防護姿勢については、建物や避難施設に入れなかった場合、伏せて頭を保護し、爆発があった方向に背を向け、爆発の衝撃や飛散する破片などによる負傷から身を守るよう説明。爆発が発生していない場合も、伏せて動かず、脅威が去った後に屋内へ移動すべきと指示されている。
防護行動については、地下室や避難施設への避難が間に合わず、屋外にいた場合は、速やかに近くの建物や排水路、地下道に入り、防護姿勢を取る。また車を運転中だった場合は速やかに路肩に停車し、近くの建物などに避難する。車を離れられない場合、窓よりも体を低くして頭を守るよう指示している。
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