ニュース 政治 作成日:2025年7月1日_記事番号:T00122600
台湾有事国防部がこのほど立法院(国会に相当)に送付した、台湾軍が米国から購入した軍備の納入状況に関する報告書によると、重大な調達計画18件のうち15件については予定通り、1件は予定より早く納入される見通しとなっているが、F-16A/B型戦闘機の性能向上計画と新型戦闘機の購入計画の2件で納入に遅延が生じていることが明らかとなった。1日付自由時報が報じた。
F-16A/B型戦闘機の性能向上計画では、2012〜26年に1359億台湾元(約6700億円)を投じて141機を改造するとともに、滑空誘導爆弾・空対地ミサイル「AGM-154C」などを調達する予定だ。国防部は、戦闘機の改造は23年末に完成したが、AGM-154Cは米国側の生産能力やテスト関連の要因で23年の納入予定が26年に延期されたと説明した。
新型戦闘機の購入計画は20〜26年に2472億元を投じF-16V(ブロック70)型戦闘機66機を調達する予定だ。23年に納入を開始する予定だったが、ロシアのウクライナ侵攻や新型コロナウイルス感染症の影響で延期され、今年3月末に1機目の引き渡し式が行われた。
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