ニュース 政治 作成日:2025年7月10日_記事番号:T00122804
台湾有事9日に始まった台湾軍の定例軍事演習「漢光」の実動訓練について、国防部のシンクタンク、国防安全研究院(INDSR)の揭仲・委任副研究員は、今年は中国軍が台湾への上陸および拠点の構築に成功した後、都市部への侵攻を開始した事態を想定して訓練を初めて実施すると説明した。漢光演習に合わせ、15〜18日に全土で実施される民間の防空・防災演習「城鎮靱性(都市レジリエンス)演習」と合わせ、都市部への侵攻を受けた事態を想定し、縦深防御作戦(敵の前進を遅らせる作戦)や持久戦に関する訓練が実施される見通しだ。10日付聯合報が報じた。
陸軍206旅団に召集された予備役は9日、迫撃砲射撃の予習訓練を行った(9日=中央社)
今回の演習では予備役の大規模な動員に関する検証を実施しており、桃園市大園区の防衛を受け持つ陸軍206旅団では、既に今月5日から合計約3000人の予備役を召集して2週間にわたる訓練を行っている。
台湾軍は、7月13日と14日に台湾北部を流れる淡水河の河道で爆破を伴う訓練を実施すると発表し、市民、特に子どもは現場に近づかないよう呼びかけた。
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