ニュース 政治 作成日:2023年5月2日_記事番号:T00108719
台湾有事米国の国際連合大使や大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を歴任した政治家、外交官で、2024年の大統領選挙出馬に意欲を示しているジョン・ボルトン氏(共和党、74歳)が26日、台湾に到着した。蔡英文・総統、頼清徳・副総統と1日、会談した。2024年1月に投開票が行われる総統選挙に民進党公認候補として出馬する頼・副総統との会談では、中国の脅威や、中国の方向性、米台関係の具体策について意見交換した。2日付自由時報などが報じた。
頼・副総統(右)は1日、軍備で有事を回避するのがわれわれのやり方だと述べた(総統府リリースより)
頼・副総統はボルトン氏に対し、中国の軍事活動拡大を防ぐ地域の協力に加え、台湾の環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定(CPTPP、いわゆるTPP11)加盟への支援、二国間貿易協定(BTA)の締結など経済、安全保障面での米国の支持を期待すると述べた。
ボルトン氏と蔡・総統、頼・副総統は1日夜、台北市内で行われた台湾独立派団体「台湾人公共事務会(FAPA)」の記念イベントに出席した。ボルトン氏は講演で、「中国こそトラブルメーカーだ」と指摘し、その脅威は政治、軍事、経済、社会に及び、米国は経済的脅威を阻止する努力をすべきとの考えを示した。
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