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《台湾有事》パラグアイ大統領選、親台派候補が当選/台湾


ニュース 政治 作成日:2023年5月2日_記事番号:T00108718

台湾有事

《台湾有事》パラグアイ大統領選、親台派候補が当選/台湾

 南米唯一の台湾の友好国、パラグアイで30日に大統領選挙が行われ、与党候補で台湾との関係維持を表明していた元財務相のサンティアゴ・ペニャ氏(44歳)が得票率43%で当選した。野党候補のエフライン・アレグレ氏は、当選すれば台湾と断交して中国と国交を結ぶと表明し、選挙前の世論調査ではペニャ氏をリードしているとも伝えられていたが、得票率は27%に終わった。2日付中国時報が報じた。

 親台派候補の当選を受けて台湾総統府の林聿禅・報道官は、蔡英文・総統は、パラグアイが今後、ペニャ氏の指導の下、各政策がスムーズに実施され、両国の友好がさらに深化することを期待しているとコメントした。

 ペニャ氏は今年8月15日に大統領に就任する予定で任期は5年。また今回、同時に行われた国会議員選挙および17県知事選挙でも与党が圧勝した。台湾の外交関係者は、パラグアイとの断交の危機は当面、落ち着くとの見方を示した。 

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