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《台湾有事》米台軍共通の指揮システムを、ラダー前米軍司令官が提言/台湾


ニュース 政治 作成日:2023年5月4日_記事番号:T00108767

台湾有事

《台湾有事》米台軍共通の指揮システムを、ラダー前米軍司令官が提言/台湾

 米国の軍需企業30社以上を率いて訪台中のスティーブン・ラダー前米太平洋海兵隊司令官は3日、台北市で開かれた「台米国防産業協力フォーラム」に出席した際、台湾軍と米軍は現段階で、同じ軍備を使用し、武器システムを連結させる協力が重要だと指摘した。最終目標は、同じ自動化指揮システム(C4ISR)を使用して、戦場で作戦イメージを共有することだと語った。4日付聯合報などが報じた。

/date/2023/05/04/17rudder_2.jpgラダー前司令官は、台湾は海に囲まれた島で、レジリエンス(強靭性)の維持が重要だと述べた(3日=中央社)

 ラダー前司令官は、米国が台湾の防衛やサプライチェーン(供給網)構築に関与することは、米国の「一つの中国」政策や台湾関係法に反することはなく、台湾の自衛を支援し、平和と安全に貢献すると述べた。

 フォーラムを主催した対外貿易発展協会(外貿協会、TAITRA)の黄志芳・董事長は、今年9月に航空宇宙・防衛産業の国際展示会、台北国際航太および国防工業展覧会(TADTE、航太展)を開催する予定で、米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)が「米国館」を初めて出展すると語った。軍需メーカー大手のノースロップ・グラマンやロッキード・マーティンなどが既に出展を登録した。

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