ニュース 政治 作成日:2023年5月4日_記事番号:T00108768
台湾有事国防部は3日、米国から調達するF-16V(BLK70)型戦闘機66機について、2024年第3四半期(7~9月)に納入開始時期を延期すると米国側から通知があったと説明した。ロッキード・マーティンは1機目の組み立てを既に始めており、2026年末までの納入完了の計画に変更はない。4日付自由時報が報じた。
納入延期は、新型コロナウイルス感染症の影響が理由だ。当初は年内に最初の2機が納入される予定だった。
中国の軍備拡張を受け、台湾は03年から米国に最新型戦闘機の購入意欲を示し、米国はトランプ政権時代の19年にF-16V戦闘機66機の売却に同意した。行政院は同年、2472億台湾元(約1兆800億円)余りの特別予算案を編成し、立法院が最終可決(三読)した。
一方、台湾空軍は4日、1100億元を投じてF-16A、F-16B戦闘機140機をF-16Vに改造する計画「鳳展専案」について、予定通り年内に納入が完了すると説明した。改造はロッキード・マーティンと漢翔航空工業(AIDC)が手掛ける。
このほか国防部は3日、兵器の開発、製造を手掛ける国家中山科学研究院(中科院)が量産する中距離空対空ミサイル「天剣2型(TC-2)」の陸上版、「陸剣2型」の発射装置を備えたトラック19台が既に製造され、検査に合格しており、今月9日に納入されると明らかにした。
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