ニュース 商業・サービス 作成日:2024年8月12日_記事番号:T00116922
台湾有事中国人の団体旅行客6人と添乗員1人が9日午前、中国福建省と馬祖などを結ぶフェリー航路「小三通」で、台湾の離島、馬祖列島(連江県)の南竿島に到着し、2泊3日で観光スポットを巡った。中台が新型コロナウイルス流行で、団体旅行の催行を禁止して以来、4年半ぶりの中国人団体旅行だ。中国の文化和旅游部は今年4月28日、福建省住民の馬祖旅行を解禁すると発表していた。10日付中国時報などが報じた。
中国からの団体旅行ツアー7人は9日、馬祖酒廠(醸造所)、媽祖巨神像などの観光スポットを2泊3日で巡った(10日=中央社)
連江県交通旅遊局の劉性謙・局長は、内政部移民署の審査を経て、観光目的で馬祖を訪れた民間人だと説明した。
台湾で対中国政策を担当する行政院大陸委員会(陸委会)は、7人は8月5日に内政部移民署に申請し、許可されており、他に団体旅行ツアーの申請は出ていないと説明した。
立法院(国会に相当)は7月16日、最多議席を占める野党、国民党と第3党の台湾民衆党の立法院党団(議員団)が中国への団体旅行を禁止する規定の解除などを求めて提出した修正動議が、賛成多数で採択された。修正動議には、中国に近い離島の金門、馬祖、澎湖のフェリー航路「小三通」を通じた中国人観光客受け入れを優先するよう求める内容も盛り込まれた。
交通部は、台湾は中国人観光客の受け入れ準備はできており、対等な開放を原則に、両岸(中台)観光交流を徐々に推進すると説明した。
福建省に近い離島の金門県の周辺では、台湾側が設定した「禁止・制限水域」(領海、接続水域に相当)内で漁を行っていた中国の漁船が2月14日に、台湾当局の取り締まりから逃れる際に転覆し、中国人船員2人が死亡した。7月末に中台が5カ月ぶりに和解しており、金門県の旅行業界関係者は、中国人の金門旅行を早く解禁してほしいと訴えた。
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