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《台湾有事》中国軍機19機が中間線越え、艦艇と合同パトロール【図表】/台湾


ニュース 政治 作成日:2024年8月14日_記事番号:T00116977

台湾有事

《台湾有事》中国軍機19機が中間線越え、艦艇と合同パトロール【図表】/台湾

 国防部は14日、13日(14日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ27機、中国艦艇を12隻確認し、うち軍機19機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線を越え、北部、中部、南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。13日午前6時45分ごろから戦闘機「殲16(J16)」や無人機など22機が活動し、うち16機が台湾海峡の中間線を越えて北部や中部、東部の防空識別圏に侵入し、合同パトロール(哨戒、共同戦闘準備哨戒)を行った。

/date/2024/08/14/17pla_2.jpg13日の中国軍機の飛行経路。最も近いところで鵝鑾鼻(屏東県恒春鎮)から35カイリ(約65キロメートル)まで接近した(国防部Xより)

 ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年、確認した中国軍機は累計2996機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計1689機となった。

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 国防部は、中国が16日、四川省の西昌衛星発射センターから西太平洋の方向にキャリアロケット(運搬ロケット)を発射する予定で、予測経路は台湾の防空識別圏を通過すると発表した。

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