ニュース 政治 作成日:2024年8月13日_記事番号:T00116954
台湾有事7月2日に中国・福建省に近い金門県沖で操業中、中国で海上警備を担う中国海警局(CCG、海上保安庁に相当)に拿捕(だほ)された澎湖県船籍の漁船「大進満88号」の台湾人船員1人とインドネシア人船員3人がきょう13日午前、1カ月ぶりに釈放され、台湾側に身柄が引き渡された。台湾人の船長と船体はまだ中国側にあり、法的手続きが完了後、釈放、返還される見通しだ。中央社電が伝えた。
報道によると、船員はきょう午前10時半、小型船舶で、台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線の海域に向かい、台湾側から派遣された漁船に引き渡されたという。きょう深夜に澎湖県西嶼の竹湾港に到着する予定だ。
大進満88号は7月2日に金門県の北碇島付近の海域で操業していたところ、海警局の立ち入り検査を受けた。禁漁期間の漁業規定違反などを理由に船長と船員4人が拘束され、船体と共に福建省泉州市の囲頭港に連行された。その後、1カ月以上にわたり中国に拘束されたままとなっていた。
澎湖県の中台交流促進団体、澎湖海峡両岸交流協会の陳双全・理事長らが12日に泉州市を訪問して福建省当局者と話し合いを行い、中国側が釈放に同意した。
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