ニュース 政治 作成日:2024年8月23日_記事番号:T00117148
台湾有事米海軍は22日、第7艦隊のミサイル駆逐艦「ラルフ・ジョンソン」が台湾海峡を通過したと発表した。米軍艦が台湾海峡を通過したのは今年4度目となる。国防部は23日、22日(23日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ41機、中国艦艇を7隻確認し、うち軍機32機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線を越え、北部と南西、東部の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。米軍艦の台湾海峡通過に対する反発とみられる。
米第7艦隊は、ラルフ・ジョンソンによる台湾海峡の通過は慣例的なもので、航行した水域はどの沿海国家の領海にも属さず、国際法で自由な航行が認められた公海だと強調した。米国があらゆる国・地域の航行自由を保持することを示すコミットメントだと表明した。
中国軍で台湾方面を管轄する東部戦区は、ラルフ・ジョンソンが台湾海峡を通過する全行程を監視、警戒したと発表した。中国の主権と安全、地域の平和と安定を断固防衛すると強調した。
国防部は22日、米軍艦の周辺海域での全行程を把握しており、異常はなかったと発表した。
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年、確認した中国軍機は累計3108機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計1768機となった。
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