ニュース 政治 作成日:2024年8月22日_記事番号:T00117125
台湾有事元首相で立憲民主党最高顧問の野田佳彦衆議院議員は21日、外交部の主催で、インド太平洋地域の安全保障について話し合う国際フォーラム「凱達格蘭論壇(ケタガランフォーラム)」で講演し、「台湾海峡の平和と安定の重要性は世界の国々の共通認識になりつつあると言っても過言ではない」と述べた。日本は、中国を含む各国に対してあらゆる機会を通じて重要性を訴えていくと表明した。中央社電が伝えた。
野田元首相は、台湾海峡の状況を憂慮しており、武力や威圧による一方的な現状変更の試みに断固反対すると語った(21日=中央社)
野田元首相は、2021年4月に日米首脳共同声明で、「台湾海峡の平和と安定の重要性を確認し、両岸(中台)問題の平和的解決を促す」と発表しており、台湾と密接な関係にある日本が率先して、国際社会に向け発信し続けることは極めて重要だと強調した。
野田元首相ら一行は同日午後、総統府で頼清徳・総統と会談した。頼・総統は、台湾と日本は今後、半導体、人工知能(AI)、次世代通信などの分野で協力の余地が大きいと指摘した。双方間で経済連携協定(EPA)の締結を期待すると述べた。
野田元首相(左)は、5月20日は自身の誕生日でもあり、同日就任した頼・総統(右)の「平和」を強調した就任演説が印象的だったと語った(総統府リリースより)
台湾が目指す、環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定(CPTPP、いわゆるTPP11)加盟について、野田元首相らに影響力を発揮してほしいと要望した。野田元首相は、日本は台湾のCPTPP加盟申請を歓迎していると語った。
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