ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

《台湾有事》中国軍による台湾全面侵攻、現時点で能力なし=国防部/台湾


ニュース 政治 作成日:2024年9月2日_記事番号:T00117301

台湾有事

《台湾有事》中国軍による台湾全面侵攻、現時点で能力なし=国防部/台湾

 国防部は30日、中国の軍事力に関する年次報告書「中共軍力報告書」を立法院に提出し、中国軍は地理的な環境および装備や後方支援能力の不足から、現時点で全面的な台湾侵攻の作戦を実行する能力は備えていないとの認識を示した。一方で、中国は近年、防衛予算を増やし続け、新型装備を開発・配備しているほか、軍機や軍艦を台湾の南西部と東部の空海域に頻繁に派遣しており、台湾への武力侵攻の意志を放棄していないと指摘した。31日付自由時報が報じた。

 報告書では、想定される中国の脅威を「低」、「中」、「高」の3段階に分けて羅列。うち「高」レベルの脅威には、▽台湾海峡に航行禁止区域を設置し、海軍と空軍の兵力を同時展開して台湾から外部への航路を遮断する、▽中国の軍機、軍艦が台湾の接続水域(24カイリ=約44キロメートル以内)に侵入し、さらに領海(12カイリ以内)に接近──といった事態を上げた。

 行政院は、政府が推進する国機国造(軍用航空機の台湾製造)政策について、立法院(国会に相当)に送付した施政報告で、台湾製造の高等ジェット練習機が7月末までに累計33機納入されたと説明した。計66機を生産する予定だ。また国艦国造(軍用艦船の台湾製造)政策については沱江(だこう)級コルベット艦11隻の建造計画のうち、第1期6隻が3月に納入され、引き続き5隻が建造中だ。

 

【ワイズPRです】
台湾ニュースを耳より!忙しい毎日のお供に、ワイズニュースを音声ダイジェスト版でお届けします。YouTube、各種ポッドキャスト、ワイズホームページで配信。
検索は、「耳よりワイズ、音声ダイジェスト」 
【在台日系企業・日本人向けPRを募集しています】 
https://www.ys-consulting.com.tw/pr/390.html

台湾有事