ニュース 政治 作成日:2024年11月12日_記事番号:T00118585
台湾有事国防部は12日、午前8時50分以降、中国軍の戦闘機「殲11(J11)」や無人機(ドローン)など20機が活動し、うち13機が台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる台湾海峡の中間線を越えて北部と中部、南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入し、中国軍の艦艇と合同でパトロール(哨戒、共同戦闘準備哨戒)を行ったと発表した。
11日の中国軍機の飛行経路。破線は24カイリ(約44キロメートル以内、接続水域)、実線は12カイリ(領海に相当)の海域を示す(国防部リリースより)
国防部は12日、11日(12日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ10機、中国艦艇を5隻確認し、うち軍機8機が中間線を越え、北部と中部、南西の防空識別圏に侵入したと発表した。
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年は、11月11日までに確認した中国軍機は累計4453機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2715機となった。
国防部は12日、中国人民解放軍で台湾方面などを管轄する東部戦区は最近、浙江省と福建省福州市の沿海に船舶の進入を臨時に制限する海域を定め、実弾射撃訓練を実施しており、国防部は監視していると説明した。
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