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《台湾有事》中国軍機27機飛来、艦艇と合同パトロール【図表】/台湾


ニュース 政治 作成日:2025年2月6日_記事番号:T00119918

台湾有事

《台湾有事》中国軍機27機飛来、艦艇と合同パトロール【図表】/台湾

 国防部は6日、5日(6日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ27機、中国艦艇を6隻と公務船を1隻確認し、うち軍機23機が台湾海峡の中間線を越え、北部や南西、東部の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。台湾海峡の中間線は、台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる。

/date/2025/02/06/17pla_2.jpg5日の中国軍機の飛行経路。破線は24カイリ(約44キロメートル、接続水域)、実線は12カイリ(領海に相当)の海域を示す(国防部リリースより)

 国防部は5日、5日午後2時55分から、中国軍の戦闘機「殲16(J16)」や無人機(ドローン)など23機が活動し、うち19機が台湾海峡の中間線を越え、北部や中部、東部、南西の防空識別圏に侵入し、中国軍の艦艇と合同でパトロール(哨戒、共同戦闘準備哨戒)を行ったのを確認したと発表した。

 ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年確認した中国軍機は累計419機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計303機となった。

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