ニュース 政治 作成日:2025年2月17日_記事番号:T00120111
台湾有事国防部は17日、16日(17日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で中国軍機を延べ41機、中国艦艇を9隻と公務船を1隻確認し、うち軍機28機が台湾海峡の中間線を越えて、北部と中部、南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。
16日の中国軍機の飛行経路。破線は24カイリ(約44キロメートル、接続水域)、実線は12カイリ(領海に相当)の海域を示す(国防部リリースより)
国防部は16日、午前10時50分から、中国軍の戦闘機「殲10(J10)」や無人機(ドローン)など24機が活動し、うち18機が台湾海峡の中間線を越えて、北部と中部、南西の防空識別圏に侵入し、中国の艦艇と合同でパトロール(哨戒、共同戦闘準備哨戒)を行ったのを確認したと発表した。
国防部は16日、カナダ海軍のフリゲート艦「オタワ」が16日、台湾海峡を南から北に向けて航行したと説明した。中国軍の東部戦区の李熹・報道官は17日、「台湾海峡の平和と安定を破壊するものだ」と反発した。台湾外交部は、「台湾海峡が国際水域であるという断固たる立場を示すものだ」と強調した。
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年確認した中国軍機は累計595機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計428機となった。
【セミナー情報です】
在台日系企業の台湾人向け初級社員研修。デジタル時代に対応した実践的なビジネスマナーを身に付けさせます。一歩差の付く電話・スマホ応対、通常出勤・リモート会議での身だしなみなど。3月26日開講。
検索は「初級社員、3月」。
【セミナー情報の詳細はこちら】
https://www.ys-consulting.com.tw/seminar/117770.html
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722