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《台湾有事》中国が台湾侵略すれば戦う、米国防長官が明言


ニュース 政治 作成日:2025年6月2日_記事番号:T00122020

台湾有事

《台湾有事》中国が台湾侵略すれば戦う、米国防長官が明言

 ピート・ヘグセス米国防長官は31日、シンガポールで開かれたアジア安全保障会議(シャングリラ会合)で講演し、台湾を武力で征服しようとする中国の試みはアジア太平洋地域および世界に深刻な結果をもたらすと指摘した。米国は中国との衝突発生を望まないが、相手を抑止できない場合は戦い、決定的に勝利する準備ができていると語った。1日付中国時報が報じた。

/date/2025/06/02/17usa_2.jpgヘグセス米国防長官(中)は30日、シンガポールで開かれたアジア安全保障会議(シャングリラ会合)に出席した(30日=中央社)

 米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)によると、ドナルド・トランプ米大統領は昨年11月の大統領選挙で当選して以降、中国が台湾に侵攻した場合、台湾に派兵するかとの質問に対し、明確な回答を避けており、中台問題に対し「あいまい戦略」を採用していると指摘されている。

 今回、ヘグセス国防長官は、トランプ氏に比べ明確に台湾支持の立場を示したと言えるが、中国の侵攻に対する具体的な対応は示さず、「トランプ大統領は、自身の任期中に共産中国による台湾侵攻を許さないと発言している」と述べるにとどまった。

 ヘグセス氏の発言を受けて、中国外交部は1日、デマにより中国を攻撃し、「中国脅威論」を大げさに振りまいていると指摘。強烈な不満と断固とした反対を表明し、既に米国側に厳正な話し合いを申し入れたとコメントした。その上で、台湾問題は純粋な中国の内政問題であり、いかなる外国も干渉する権利はないと強調した。

 

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