ニュース 政治 作成日:2025年12月18日_記事番号:T00125996
台湾有事
国防部は17日、中国で3隻目の空母「福建」が16日に台湾海峡を通過したと発表し、上空から撮影した写真を公表した。11月に就役した後、台湾海峡を通過したのは初めて。顧立雄・国防部長は、立法院(国会)外交・国防委員会で、全ての動向を厳密に監視しているとした上で、軍事的な動きは観察されていないと述べた。18日付中国時報などが報じた。
16日に台湾海峡を通過した中国空母「福建」の空撮写真を台湾国防部が公表した(17日=中央社)
顧・国防部長は、台湾軍は軍用機や軍艦、沿岸部に配備したミサイルシステムで厳密に監視し、対処したと強調した。「福建」の甲板上に艦載機は確認されなかったと指摘した上で、上海市・長興島の造船所に戻り、欠陥の改善を行うとの見方を示した。
顧・国防部長は立法院外交・国防委員会で空母「福建」についても答弁した(17日=中央社)
中国の軍事メディアの記事は、「福建」の今回の台湾海峡通過は、物理的・心理的両面で西太平洋の力の構図を再定義するものであり、その地政学的意義は言うまでもないと指摘した。1996年の台湾海峡危機で米軍の空母が軍事的優位を背景に介入した状況と比べ、「福建」の総合作戦能力は既に米軍の原子力空母と正面から対峙(たいじ)できる水準にあると分析した。
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