リサーチ 経営 マーケティング 台湾事情 作成日:2025年2月19日
機械業界 新刊速報記事番号:T00120170
・TSMCの現地調達率30年に60%へ、台湾サプライヤーに恩恵予想
・台湾メーカーのサーバー用BBU開発動向
・トプコの半導体材料売上比86%に、台湾メーカーと米国市場開拓で協力
・台湾ポンプ・コンプレッサー・コック及びバルブ製造業の概況と主要企業の2024年業績
<TSMCの現地調達率30年に60%へ、台湾サプライヤーに恩恵予想>
国際半導体製造装置材料協会(SEMI)の統計によると、2023年の各国・地域の半導体材料の支出額で台湾は首位、設備の支出額では3位だった。半導体材料の支出額首位は14年連続だ。また、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が25年に新設する、または建設中の工場は10基で、過去最多となる。
先進封止向けに期待
半導体製造装置のうち、前工程向けは主に▽オランダのASML、▽米アプライドマテリアルズ、▽東京エレクトロン東京エレクトロン(TEL)など欧米、日本の大手メーカーが供給している。台湾メーカーの多くは、海外の大手メーカー向けの装置や部材の受託生産、代理販売、修理・保守サービスなどを手掛けている。前工程向け装置の研究開発(R&D)は時間とコストの両方がかかるため、台湾では原子層堆積(ALD)薄膜形成装置の天虹科技(スカイテック)やイオン注入装置の漢辰科技(AIBT)など、一部のメーカーのみが前工程向け装置を自社開発している。なお、半導体の前工程設備は市場の約9割を占めており、台湾企業は主に受託製造や関連部品の生産を担っている。特に、設備の需要が高く、付加価値の大きいプロセスには、露光、エッチング、薄膜形成、計測・検査などが含まれる……
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