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【新刊速報】トランプ関税ショック「台湾の従来型産業、EV向け受注のチャンス到来」<ワイズ機械業界ジャーナル2025年4月第4週号発行>


リサーチ 経営 マーケティング 作成日:2025年4月23日

機械業界 新刊速報

【新刊速報】トランプ関税ショック「台湾の従来型産業、EV向け受注のチャンス到来」<ワイズ機械業界ジャーナル2025年4月第4週号発行>

記事番号:T00121304

・台湾従来型産業の2024年生産額マイナス成長、事業転換余儀なく
・台湾電子および半導体生産設備製造業2024年輸出入分析と企業動向
・ミリ波用アンテナの稜研科技(TMYテクノロジー)、AI・低軌道衛星通信でチャンス到来
・台湾の従来型産業、EV向け受注のチャンス到来


<台湾の従来型産業、EV向け受注のチャンス到来>

 トランプ米政権は新車販売に占める電気自動車(EV)の比率を2030年までに5割にするとしたバイデン前政権の目標を取り下げるとともに、中国製のEVや電池、鉄鋼・アルミ製品に25~100%の関税を課す措置を発表した。

 自動車関連の市場調査会社、オートフォーキャスト・ソリューションズ(AFS)によると、EV大手、米テスラなどは中国製部品への依存度が高い。米国が輸出規制を強化する中、中国製品の原産地を偽装するいわゆる「原産地ロンダリング(洗浄)」も難しくなっており、台湾の従来型製造業にEV向け受注のチャンスが訪れている。

 大手格付け会社、米S&Pグローバルの予測によると、25年のEV世界販売台数は1510万台と前年比30%増加し、新車販売に占めるシェアは16.7%に上昇する見通しだ。台湾の鉄鋼、プラスチック加工、工作機械メーカーなどの従来型製造業者はEVの▽コックピット(運転席周辺)、▽計器盤、▽充電モジュール、▽モーター、▽照明装置などの分野で受注増が期待できる。

 

【事例1】

CSCの電磁鋼板、EVモーター向け供給 

 鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)は0.2ミリメートルの薄型電磁鋼板を開発し、車載用モーターメーカー、富田電機(フクタエレクトリック&マシナリー、FUKUTA)を通じてテスラの「モデル3」、「モデルS」、「モデルX」、「モデルY」など多くの車種向けを受注した。さらに、▽マツダ、▽フォルクスワーゲン(VW)、▽ポルシェ、▽BMWなど向けの受注も獲得した。EVのモーター向け電磁鋼板の市場シェアは・・・・・・・・


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