【新刊ハイライト】半導体・自動化・ゴムプラ設備、台湾勢の台頭鮮明に＜ワイズ機械業界ジャーナル2025年5月第1週号発行＞

リサーチ経営マーケティング台湾事情作成日：2025年5月7日

機械業界新刊速報

【新刊ハイライト】半導体・自動化・ゴムプラ設備、台湾勢の台頭鮮明に＜ワイズ機械業界ジャーナル2025年5月第1週号発行＞

記事番号：T00121550

【トピック１】
EUVポッドの家登、台湾2社との提携で世界大手の地位確立
　EUVポッドの世界大手、家登精密は米インテグリスとの訴訟危機を乗り越え、台湾の耐特科技・科嶠工業と提携。素材と設備を国産化し、売上高は過去最高を記録。EUV露光向けシェアは90％に達し、航空宇宙分野にも進出。

【トピック２】
台湾ゴム・プラスチック加工用機械設備製造業2025年第1四半期の産業概況
　台湾のゴム・プラスチック機械設備業界は、米中・ASEANからの受注増で成長。2025年1〜2月の販売額は射出成型機34％、押出機41％と大幅増。

【トピック３】
創新服務（イノスター・サービス）、プローブ自動挿入装置で事業転換成功
　半導体自動化装置の創新服務は、TSMC向けに開発したプローブ自動挿入装置で業態転換に成功。米・中市場への展開を広げ、世界2位のテクノプローブ（イタリア）から出資も受けた。

【トピック４】
台湾工作機械部品輸出入速報2025年1～3月
　工作機械部品の輸出入では、中国向けが依然主力だが、日本向けは円高で落ち込み。Q1の輸出は4.8％減、輸入は11.2％増と需給構造に変化が見られる。

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