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【新刊ハイライト】米国の対中輸出規制、ホワイトリスト協力で台湾封止・検査業に転注増<ワイズ機械業界ジャーナル2025年6月第2週号発行>


リサーチ 経営 マーケティング 台湾事情 作成日:2025年6月11日

機械業界 新刊速報

【新刊ハイライト】米国の対中輸出規制、ホワイトリスト協力で台湾封止・検査業に転注増<ワイズ機械業界ジャーナル2025年6月第2週号発行>

記事番号:T00122195



【トピック1】
台湾電子部品産業2025年第1四半期概況と今後の展望
 
台湾電子部品産業は2025年第1四半期、AIや車載向け需要の拡大を背景に前年同期比10.3%の成長を記録。受動部品、プリント基板(PCB)、センサーの各分野で堅調な動きが見られた。加えて、台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の台塑新智能科技(フォルモサ・スマート・エナジー・テック)は、自動化率80%超、生産能力2.1GWhを誇る台湾最大規模のLFP電池セル工場を稼働開始し、量産体制に入った。

 

【トピック2】
台湾半導体産業2025年第1四半期概況と今後の展望

 台湾半導体産業全体では、2025年第1四半期の生産額が前年同期比27.6%増と、引き続き高成長を記録している。台湾積体電路製造(TSMC)の対米投資額は1,650億ドルに拡大し、米国に半導体製造工場3カ所、先進パッケージング拠点2カ所、研究開発センター1カ所を新設する計画だ。また、米国の対中輸出規制を背景に、ASEやPTI、シガードなど台湾の封止・検査企業が受注を集めており、2025年後半には業績上振れが期待される。

 

【トピック3】
洋上風力の台湾生産化政策緩和、日本企業はリスク回避戦略を

 2030年以降の洋上風力開発計画で台湾生産化政策が事実上撤廃。EUとの摩擦回避の一方で、低価格な中国製部品との競争激化が不可避に。部品調達先の再評価、認証体制、資本構造の見直しなど、日本企業にも影響拡大。

 

【トピック4】
台湾手動工具産業2025年第1四半期の概況と展望

 台湾の手動工具産業は、2025年第1四半期の生産額が前年同期比7.1%増と堅調に推移したが、北米市場の縮小を受け、下期の見通しについては慎重な見方も出ている。こうした中、復盛応用科技はモンキーレンチ大手の伯鑫を買収し、製品開発力と生産工程の最適化を推進。業界再編を通じて、国際競争力の強化を図る動きが加速している。


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