ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

【新刊ハイライト】台湾機械設備製造業25年Q1、AI特需で2桁成長<ワイズ機械業界ジャーナル2025年7月第2週号発行>


リサーチ 経営 マーケティング 台湾事情 作成日:2025年7月8日

機械業界 新刊速報

【新刊ハイライト】台湾機械設備製造業25年Q1、AI特需で2桁成長<ワイズ機械業界ジャーナル2025年7月第2週号発行>

記事番号:T00122762



【トピック1】
台湾機械設備製造業、AI特需で2桁成長──半導体設備が牽引
 
2025年Q1の台湾機械設備製造業は、生産額2,559億元(+9.5%)、販売額2,530億元(+11.8%)と2桁成長を記録。台湾積体電路製造(TSMC)を中心としたAI半導体関連の投資が拡大し、特に専用機械設備が前年比23%超の大幅増。中国向けは逆風が続くが、米国の利下げと駆け込み出荷により、対米需要が好調。

 

【トピック2】
米中対立・相互関税・台湾元急騰・炭素費用、対応迫られる台湾企業

 台湾では米国の相互関税、台湾元高、炭素課金の導入という三重苦に直面。特に25年以降のカーボン・フィー徴収を控え、エネルギー多消費型産業は生産工程改革を迫られている。対応が遅れれば、海外受注喪失や利益圧迫など大きなリスクとなる。製造業のGX(グリーントランスフォーメーション)が焦点に。

 

【トピック3】
正崴精密工業(フォックスリンク)がAI参入、北米でイヌ型ロボット提供へ

 電子部品大手フォックスリンクは、AIとロボット領域に参入し、AI計算センターと連動した自律巡回型イヌ型ロボットを開発。センサーとカメラによる監視・警備を実現し、RaaS(ロボット・アズ・ア・サービス)モデルで展開予定。2025年Q3には北米で商用展開を開始予定。

 

【トピック4】
25年の台湾蓄電市場は2桁成長へ、需要家側システムが中心に

 台湾の2024年蓄電産業は216億元(+4.85%)、2025年は前年比10%超の成長見通し。企業主導のビハインド・ザ・メーター(BTM、需要家側)蓄電システム導入が加速。電力会社主導の系統用フロント・オブ・ザ・メーター(FTM)は供給過剰で価格下落が進む中、パワーコンディショナー(PCS)やエネルギーマネジメントシステム(EMS)などで日本企業のODM(相手先ブランドによる設計・生産)参入も期待されている。政府は2030年までに5.5GWの蓄電容量を目標に掲げる。


記事全文は「機械ジャーナル」会員ページにてご確認いただけます。



<2週間無料試読>
以下リンクにアクセスしていただき、お問い合わせの種類から「機械業界ジャーナル」をお選びください。
https://www.ys-consulting.com.tw/contact/
 

機械業界-新刊速報

2週間無料モニター募集中!

情報セキュリティ資格を取得しています

台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。