リサーチ 経営 マーケティング 台湾事情 作成日:2025年8月11日
機械業界 新刊速報記事番号:T00123417
【トピック1】
TSMC、2ナノ量産に向け台湾サプライチェーン高度化
台湾積体電路製造(TSMC)は2025年下半期から新竹・高雄で2ナノ製造プロセスの量産を開始予定。材料、設備、工場関連、検査、先進封止など各分野で台湾企業の受注機会が拡大しており、キニック(ダイヤモンドディスク・再生ウエハー)、新応材(リンス液・EBR剤)、PSI、サイエンテックなどが生産能力を強化している。
【トピック2】
台湾電子・半導体生産設備産業、1〜4月販売額30.6%増
2025年1〜4月の同産業販売額は676億台湾元で前年比30.55%増。半導体生産設備・部品が45.64%増と牽引し、PCB生産設備も27.97%増と好調。一方、LCDパネル設備は41.87%減と低迷。26年も先進プロセスやHPC・車載需要を背景に半導体設備分野は成長が続く見通し。
【トピック3】
辛耘企業(サイエンテック)、再生ウエハーと先進封止設備で初の売上100億元へ
再生ウエハー・半導体設備メーカーのサイエンテックは2024年売上96.9億元(+21.4%)と過去最高を記録し、2025年通年で100億元突破見込み。先進封止向けバッチ式ウエットプロセス装置やFOPLP対応設備を強化し、TSMCなどとの提携を拡大している。
【トピック4】
虎山実業、米国関税対応で北米向け受注拡大
アフターマーケット(AM)用ドアハンドル最大手の虎山実業は、中国メーカーからの切替需要を取り込み、2025年7月売上は前年比36%増。関税回避のためベトナムへの生産移管を進めるほか、高付加価値部品300種超を開発し北米顧客7社から受注。柔軟な対応で競争優位を確保している。
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