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【新刊ハイライト】AIで高まるパワー半導体需要、台湾IC設計会社とファウンドリーが強化策<ワイズ機械業界ジャーナル2025年8月第4週号発行>


リサーチ 経営 マーケティング 台湾事情 作成日:2025年8月28日

機械業界 新刊速報

【新刊ハイライト】AIで高まるパワー半導体需要、台湾IC設計会社とファウンドリーが強化策<ワイズ機械業界ジャーナル2025年8月第4週号発行>

記事番号:T00123776



【トピック1】
AIで高まるパワー半導体需要、台湾IC設計会社とファウンドリーが強化策

 HPCやAIの進展で電源管理・電力変換向けパワー半導体の需要が拡大。欧米IDM大手が市場の大半を握る中、中国も急成長。台湾のIC設計会社(リッチテック、APECなど)やファウンドリー(UMC、PSMC、VIS)は、DrMOSやSPSモジュール、HVプロセスなどの開発を進め、ニッチ分野での競争力確立を図っている。

 

【トピック2】
TSMC、2ナノ良品率70%でサムスン・インテルを大きくリード

 TSMCは2025年下期から量産予定の2ナノプロセスで良品率が約70%に到達し、サムスン(30~40%)やインテルを3年以上リード。高精度な製造工程管理や「夜鷹計画」による開発体制、顧客との多様な設計ノウハウ蓄積が競争力の源泉となっている。

 

【トピック3】
天虹科技(スカイテック)、消耗品と装置開発で2ナノ需要を狙う

 半導体消耗品と前工程装置を手掛けるスカイテックは、安定収入源の消耗品(2,000種以上)を基盤に、ALD/PVD装置やEUV検査装置などを強化。TSMCの2ナノ量産開始に合わせて新製品投入を進め、FOPLP向け装置開発でも売上拡大を見込んでいる。

 

【トピック4】
鴻勁精密(ホン・プレシジョン)、AI半導体検査装置で世界最大手に

 検査用ハンドラーとATC装置で世界シェア30%超を持つ鴻勁精密は、AppleやNVIDIA、AMDなど大手から受注。2025年上半期売上は前年同期比2.35倍の128億元に拡大。AI半導体検査でシェア70~80%を占め、水冷ヒートシンク事業も新たな成長エンジンに育てている。


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