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【新刊ハイライト】TSMC、1.6ナノに裏面電源供給技術採用──後工程設備メーカーに新たな商機<ワイズ機械業界ジャーナル2025年8月第3週号発行>


リサーチ 経営 マーケティング 台湾事情 作成日:2025年8月18日

機械業界 新刊速報

【新刊ハイライト】TSMC、1.6ナノに裏面電源供給技術採用──後工程設備メーカーに新たな商機<ワイズ機械業界ジャーナル2025年8月第3週号発行>

記事番号:T00123575



【トピック1】
TSMC、1.6ナノに裏面電源供給技術採用──後工程設備メーカーに新たな商機

 台湾積体電路製造(TSMC)の次世代プロセス「A16」では、従来より工程難度が高い裏面電源供給(BSPDN)技術が導入される予定。志聖工業、均豪精密工業、均華精密工業などが参画する「G2Cプラス策略聯盟」は共同受注と株式持ち合いで供給体制を整備し、25年以降の先進封止市場拡大を見据えて売上を伸ばしている。

 

【トピック2】
台湾電子・半導体設備製造業、2025年上半期は輸入急増・輸出横ばい

 2025年1~6月の輸入額は前年同期比86%増の4,532億台湾元と急拡大、日本からの輸入は約2倍に。輸出は405億台湾元で横ばいながら、中国・日本向けは3割増と好調。主要メーカーでは京鼎精密科技がAI・HPC向け需要で売上43%増、辛耘企業や弘塑科技も2割超の成長を記録した。

 

【トピック3】
新代科技(シンテック)、AI・ロボット強化で脱中国依存へ

 工作機械制御装置大手の新代科技は、2026年から第5次5カ年計画を始動。AIによる生産自動化、ロボットアーム事業、海外拠点拡大を柱とし、中国市場への依存を低減。27年にはマレーシアに第2工場を稼働させ、成長著しいインド市場への進出も計画している。

 

【トピック4】
台湾の低軌道通信衛星サプライチェーン、光通信・地上機器で強み

 低軌道(LEO)衛星通信市場は2035年に1,080億米ドル規模に拡大する見通し。台湾企業は光通信モジュール、PCB、高周波アンテナなどで供給網を確立し、スペースXやワンウェブ向けに出荷。中華電信は2025年末から商用サービスを開始予定で、台湾宇宙産業の新たな成長分野として注目されている。


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