リサーチ 経営 マーケティング 台湾事情 作成日:2025年9月10日
機械業界 新刊速報記事番号:T00124068
【トピック1】
米国の半導体関税100%、台湾メーカーへの影響懸念
トランプ米大統領は半導体・半導体製造装置・ICT製品などに100%の関税を課すと表明。台湾積体電路製造(TSMC)は米国投資により免除される見込みだが、聯華電子(UMC)など成熟プロセス主体のファウンドリーは影響必至。AIサーバーやPC、通信機器の輸出依存度が高い台湾メーカーに打撃が懸念される。
【トピック2】
台湾ゴム・プラスチック加工機械、2025年前半は輸出増も下期は不透明
2025年1〜5月の販売額は前年比1.9%増の105億台湾元。射出成型機は22%増と好調だが、押出機は23%減。輸出は19.3%増、米国・ASEANが牽引する一方、日本向けは13.3%減。下期は米国関税とECFA停止の影響でマイナス成長が予測される。
【トピック3】
湧盛電機、カーエアコン用コンプレッサーで台湾輸出の95%を担う
台湾・高雄拠点の湧盛電機は、ベンツ・BMW・トヨタ向けにAM市場で受注を拡大。輸出台数は台湾全体の95%を占め、粗利益率は19%へ上昇。新工場を26年に稼働予定で、EV向け製品も開発中。
【トピック4】
台湾ファスナー産業、Q2は4.5%減──米関税不確実性が影響
2025年第2四半期の生産額は367.9億元で前年同期比4.5%減。米国向け輸出は11.6%減少し、対日も8%減。世徳工業は米国工場稼働で安定受注を確保、豊達科技はマレーシア新工場と緊急受注獲得で成長を加速している。
記事全文は「機械ジャーナル」会員ページにてご確認いただけます。
<2週間無料試読>
以下リンクにアクセスしていただき、お問い合わせの種類から「機械業界ジャーナル」をお選びください。
https://www.ys-consulting.com.tw/contact/
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722