リサーチ 経営 マーケティング 台湾事情 作成日:2025年10月14日
機械業界 新刊速報記事番号:T00124660
【トピック1】
オラクルのAIデータセンター受注急増──台湾サプライヤーの出荷拡大へ
米オラクルのAIデータセンター事業の受注残が過去最高の4,553億米ドルに達し、台湾のサーバー・電源・冷却部品メーカーへの発注が急増。鴻海がAIサーバーの過半を供給し、クアンタ、ウィストロン、ライトン、オーラス、川湖科技、聯鈞光電などが相次いでサプライチェーンに参入している。
【トピック2】
半導体先進封止需要が拡大、台湾材料・設備メーカーに新商機
AIサーバーやHPC需要の増加で、CoWoSやFOPLPなど先進パッケージ技術の設備・材料市場が活発化。山太士(AMC)はTSMC向け工程用テープで受注を獲得。昇陽国際半導体、晶呈科技、台湾永光化学、長興材料工業なども高導電ペーストやガラス基板、レジスト材などで市場参入を強化している。
【トピック3】
放熱モジュールの邁萪科技(台湾マイクロループス)、事業転換でAIサーバー向け受注
放熱部品メーカーから放熱モジュールメーカーへ転換した邁萪科技は、AIサーバーや航空宇宙向けなどの受注を獲得。独自の高圧溶接技術と自動化生産ラインでコスト競争力を高め、米クラウド大手の供給網入りを果たした。2025年上半期売上は前年通期を超える20.3億元に達した。
【トピック4】
台湾機械伝動設備産業、上期は輸出3.3%増・輸入6.9%増──米関税とロボット需要が交錯
2025年1〜7月期の輸入額は前年同期比6.9%増、輸出は3.3%増。米国関税戦争の影響でEU向けが減少した一方、米・日向けはそれぞれ15%超増加。人型ロボットの普及でボールねじやギアボックスの需要が急増し、台湾サプライチェーンが注目されている。
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